den 23 januari 2010

カンボジアONE

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出資者の名前が掲載されたポスター(ドラフト)
完成版は、カンボジアにある「サミック」のシェリムアップ支店他に掲示される


「マイクロファイナンス」という言葉、どこかで耳にされた方もいらっしゃると思います。

2006年のノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏と「グラミン銀行」。
このグラミン銀行が始めたのが、低所得者に低金利で貸し付けることにより、貧しい人々の自立を支援するマイクロファイナンスでした。
「支援=与える(一方通行)」ではない、ということを世界に知らしめた事例です。

グラミン銀行をはじめとするマイクロファイナンス機関では、金融機関では通常融資の対象とならない低所得者に対して、低金利で小口の融資(マイクロクレジット)を行います。融資を受けた人は、そのお金を元手に耕作機械を購入したり、事業を始めたりして、より多くの収入が得られるようになります。そして、得たお金をマイクロファイナンス機関に返済、機関はまた新たな低所得者へ融資する・・・という仕組みです。しかもその返済率は、ほぼ100%。

非常に合理的な、すばらしいシステムだと思いますが、機関の運営・存続には多くの資金が必要となります。

このマイクロファイナンス機関に投資している、「マイクロファイナンス・ファンド」が、実は日本にもあるのです。

マイクロファイナンス貧困削減投資ファンド

私がこのファンドを発見したのは昨年。新聞に載っていたこんな記事でした(静岡新聞は私の情報源!)。

カンボジア貧困削減ファンド 日本初、ミュージック社が募集
 音楽制作・ファンド運営のミュージックセキュリティーズ(東京)は7日、発展途上国の貧困削減を目指すファンド「カンボジアONE」の募集を開始した。
 ノーベル平和賞を2006年に受賞したバングラデシュの経済学者ムハマド・ユヌス氏が始めた「マイクロファイナンス」の手法を使い、低所得の人々に少額資金を貸し出す日本初のファンドとなる。
 主にインターネット上で個人投資家から最大約5千万円を集め、カンボジアのプノンペンにあるマイクロファイナンス専門機関「CHC」(11月からサミックに改称)に出資。同社が同国内の農民や事業主に融資する。・・・・続き

ミュージックセキュリティーズ株式会社は、その名の通りもともとは音楽団体への出資を通じて、音楽ファンとアーティストをつなぐ活動を行ってきた会社です。
この他にも、山村、日本酒、雑穀おにぎりのお店、ジーンズなどをファンド化し、「良いもの」へ投資したい出資者を集め投資を行うだけでなく、山村へのツアーや日本酒の試飲会などで出資者へもお金だけではない様々なものを還元しています。

このような背景を見れば、会社がマイクロファイナンス・ファンドを始めたことも、自然の成り行きに思えます。

この後、ごくわずかではありますが、この「カンボジアONE」に出資してみることにしたのでした。
(現在、『カンボジア2』の出資受付中です)

会計期間は3年。3年後、どんな結果が返ってくるのか楽しみです。もちろん、儲けが出れば嬉しいですが、それよりもカンボジアの方々がより多く良い生活を送れるようになるといいと思います。

先日、出資者の名前を掲載したポスターのドラフトが完成したそうです。
サミックのマイクロファイナンスを利用した方々が、どんな人たちからのお金を自分が借りているのか、目で見て分かるようにして下さいました。

カンボジアと日本の新しい協力関係の今後に、期待したいと思います!

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